ごはんの種は蜜の味

二進も三進もいかないアラサーなオタク女の日々

パソコンがぶっ壊れていた話

アレだけ散々コナン推していたのに、劇場版公開レポも何もやってね〜〜〜〜って言いますのは、実はパソコンが不調だったため。

 

 

具体的に言うと、Oのキートップが吹っ飛んで「お」が押せなくなっていた

 

 

意外ときつい。これに関しては修理してもらえたんですが、他の不具合が出てしまい、色々意気消沈した上に、ちょっと別件で原稿が立て込んでいたので……。

※Oキーが吹っ飛んだのは原稿終わった後だったので良かった!!!!!

 

 

 

 

 

で、絶賛公開中の『劇場版名探偵コナン ゼロの執行人』ですが、

管理人は更新をサボっている間8回ほど観に行きました。

 

 

 

 

 

 

予定の半分しか行けてません。まだ手元に前売り券残っています。

 

 

 

 

 

一人暮らしのゆるい話、余談が本編みたいなもの。

管理人は二年程、一人暮らしをしていた。
大学時代は実家通いだったため、社会に出てからである。
地元にくらべてずっと都会での生活だった。

 

一人暮らしで楽しかったのは、深夜にコンビニへ歩いて行くことだった。
ひそやかな憧れだった。
と言うのも、地元は歩いて行ける距離にコンビニがないからだ

深夜と言うのも良い。確かに危険と隣り合わせではあるが、ふらっと買いに出かけてすぐ帰ることができる距離にコンビニがある。

ちょっとしたことだが、こうした何気ないことさえも非日常だったのだ。

 

もちろん、深夜の出歩きを推奨する話ではない。
田舎の実家にいる時と違うことをするのが楽しかった。それだけだ。

 

大変だったのは、精神的に疲労が蓄積した時、実家にいた頃のような食事がとれなくなったことだ。とにかく料理どころか買い物すらできない。

しかし今は便利な時代で。前述のコンビニもあれば、ネットスーパーもある。

意外とその辺はどうにでもなる。が、金がかかるのがデメリット。

 

 

余談。

元々自分の領域にあまり他人をいれたがらない人間なため、友人を呼んでどんちゃんは苦手だった。独りだから寂しいとも思わない。ので、殆ど呼んでいない。友人と店に飲みに行ったり、泊まりがけの旅行なら問題ないのだが。

正直言って、一人暮らしの友人の家に押し掛けるのはオススメしない。むしろやめてくれ。友人側が来てくれと言わない限りは。誘わないには相応の理由があり、それは決して貴方に対して含むところがあるからではなく、純粋に自分の領域を大事にしているだけのことなのだ。

 

一人暮らしをする人へ。
貴方が人を呼ぶのが苦手なら、それでいいのだ。そういうものだ。

 

一人暮らしの友人宅へ押し掛ける層の人へ。
家に呼んでくれない、誘われないからと言って不機嫌になってはいけない。貴方に対してではなく、そもそも人を呼ぶのが苦手な人間もいるのであり、それが許容できないなら相手にお付き合い自体を考え直される覚悟を持とう。

 

USJの『ミステリー・レストラン』で腐女子が安室透に夢を見た瞬間

ついに行ってしまった。

 

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催中の『名探偵コナン ミステリー・レストラン』である。

 

naranomi.hateblo.jp 

naranomi.hateblo.jp

 

過去に記事を書いておきながらまったくこの話をしていなかったのは、1人でなく連れと一緒に行くためそこまで早く行かなかったからである。

 

改めて解説すると、この『ミステリー・レストラン』は鈴木財閥主催のパーティに招かれたと言う設定で参加する食事付きアトラクションである。

エスケープのように激しい運動も謎解きもない。イタリアンのコース料理を楽しみつつ、ウェイターとして居合わせた安室透の丁寧な接客を受けたり、鈴木園子に肩タッチされたりするなど、キャラとのやりとりや、キャラ語る推理に耳を傾けるもので、体力不足の人間でもコナンの世界に浸れる。

 

語彙力がなさすぎることを承知で言う。

 

 

 

 

あかん……これは無理ぃ……!////

 

 

 

 

 

 

ダメだった意味での無理ではない。

安室透との距離が近過ぎて、心の平静が保てなかった意味での『無理』だ。

////で色々と察して欲しい。

 

やっべーやっべーやっべー……この性根が腐り切った生粋の腐女子、危うく夢に堕ちかけた。

アトラクション時間はたっぷり80分ある。ネタバレなしの範囲で言えば、食事はちゃんと楽しめるだけの時間的余裕はある。推理中も特に参加者は何もしなくていい、食事を続行していても怒られない。

 

だが、安室透との距離が近過ぎてガチで食事が進まなかった。

 

過去記事で再三書いているが、管理人の推しは赤井秀一である。
しかも夢女子ではないのだ。私は腐女子だ。ただ、過去に乙女ゲーにハマっていたことがあるので、男女のカップリングも好きだ。

それでも、自分を主人公に置き換えることは難しい。主に年齢と見た目の問題で

管理人が十代ぐらいだったらまだ可能性があったが、いやもうね、アラサーになってしかも根っこは腐っているから、キャラと交際している自分を夢想するのってもうね、無理なんすわ……。自分と付き合うぐらいならカプの片割れと付き合ってと本気で思うレベルで。

 

しかし、しかしである。

 

 

このアトラクション……端的に言えば食事付きのトークショーな雰囲気なのだが、クルーが扮する安室透の完成度が高過ぎる

立ち居振る舞い、口調、声のトーン、身長、身体のラインまで……安室透なのである。

もちろん声は、声優さんが当てているものではなく、クルーさんの声である。しかしながら喋り方の雰囲気がまんまアニメの安室透なのだ。

 

その安室透が、一人一人にサンドイッチを給仕してくれるのだ。
しかも丁寧に一言一言、言葉をかけてくれる。
基本的には「楽しんでいってくださいね」な感じの台詞なのだが、弄れるネタがあればそれに合わせて変化する。
例えば、コナン君のような格好をしていると「僕の知っている子に似ていますね」となり、赤井秀一っぽい格好をすれば笑顔が消失して少々塩対応だ。

※この対応の違いはツイッター等のレポや写真から察したものも含まれています※

 

 

安室「今日は楽しんでいってくださいね」

管理人「ひゃ、ひゃい…」

安室「…素敵な腕時計ですね」(にこっと笑顔)

 

あ、これ堕ちるわ。

 

 

いやね、いやね、待って、管理人はそこまでチョロい人間じゃないんですよ。

第一腐女子だし!単なるイケメンだったらむしろ胡散臭くて遠巻きに見て近寄ってきたら誤って「悪霊退散!」って塩振ってしまうわ。

イケメンはイケメンと結ばれろよ!とか平気で思う人間なんだわ。最近割と真面目な日記が続いている中でいきなりこんな発言もあれかと思うけど、管理人は腐女子です!その辺ご了承を!!

 

しかし、しかし、三次元に現れた安室透を前にしたら、色々吹っ飛んだ

いやね、安室透がいたんですよ。そこに。安室透に話しかけられて平静を保てるなんて無理やろ。

どんな鋼の精神だよ、無理だよ、あかんあかんあかん。あかん。

緊張で久々に施した化粧がすべて剥がれ落ちると思ったわ、出不精でン万年ぶりな感じでアイラインまで引いたのによ……。

今なら分かるよ〜〜〜〜メイが「トト○いたもん!!!」って涙ながらに訴えるの〜〜〜〜〜だっていたもん!透いたもん!!!(涙)

 

なんかね、もうね、記憶が吹っ飛んでますもの…必死で記憶を手繰っていま記事を書いているけど、元々ネタバレを書けないアトラクションの性質もあいまって本当に具体性のないことしか書けない。

 

いやここまで書いたけど、別に夢女子になったわけではない。
なんだろう、安室透と自分が付き合いたいかと言うと、やはり純然としてNOなのだ。
設定的にも安室透には抱えている闇が暗過ぎて色々重いし、第一あまりの可愛さと格好よさに釣り合わないし、彼にも選ぶ権利はあるしむしろ選択権は向こうにしかない

 

なので最終的に、初めてアイドル握手会に参加したファンと言う感覚が一番腑に落ちたのだった。

会いに行けるアイドルにハマる感覚がイマイチ分かっていなかった私だが、今なら理解できる。金積んでアイドルに会えるなら積むわな、こりゃ。

 

いやー買わないでいようと思ったけど、追加ドリンク頼んで、写真まで買ったよ。
接客してもらう時に、カメラマンが撮影してくれるのだ。よくあるアトラクションの記念写真だ。出口で2000円ぐらいで買わされるやつね。
自分の顔にはびた一文払いたくないけど、安室透のピン写真がつくのでそちらが欲しかったのだ。

 

でもツーショット写真のあまりに嬉しそうな自分の顔に、管理人自身が驚くぐらいどん引きしている。

モザイク処理するか、さもなくば石原さ○みや佐○木希並の顔になるかしないと正視できない。

 

 

 

 

まったく参考にならないレポですが、面白かったですし、食事も美味しかったですよ。量も結構ありました。トークショー付きで5000円で収まるなら充分良いと思います。追加ドリンク930円もしますけど……まぁそこはお好みで。あ、水は貰えますよ。

(多分この文末の情報が一番有益な気がする)

 

 

 

 

 

『劇場版名探偵コナン 純黒の悪夢MX4D』を体験!

多くの女性を沼に堕とした伝説の劇場版映画、『名探偵コナン 純黒の悪夢』。
かくいう管理人も沼に堕ちた一人だ。

これは第20作目であり、公開されたのは2016年。……のはずなのだが

conan-movie.jp

 

ビックリな事に一年半以上の時を越えて、全国の映画館で再上映が決定した。

これは今年の劇場版『ゼロの執行人』のメインキャラクターである安室透が、初めて劇場版に登場した作品だ。いわゆるプロモーション活動の一環だが、素直に嬉しい。

 

なにせ管理人。
関西で上映していた間に純黒を観ていないのである。

 

観るか観まいか悩んでいる間に関西はどこも上映が終わってしまい、なんと新幹線で東京まで観に行った思い出の作品なのである。交通費のが圧倒的に高い。

それでも一切の後悔がないレベルだった。少なくとも管理人の場合は。

 

その『純黒の悪夢』が、なんとなんと大阪でも…再上映…しかもアトラクション型に生まれ変わり、かつ新規制作の特典映像まで流れるとあっては行くしかない。

 

……この記事を書いている時点で再上映から一週間だが、すでに4回観ている。
しかも「時間さえ許せば1日中にあと2回は観たかった」と言う状態だったため、本当に時間が許せば観ていた。

 

 

 

 MX4Dは、ユニバで4Dを何度か体験しているため、それっぽいものだろうと予測していた。実際、そういう感覚で正解だった。
しかしユニバで、ゴキ○リが大量に駆け抜けていくシーンで足にエアーが噴射される効果が使われていた。純黒で弾丸の雨を浴びるシーンで同じ効果が使われて、その時の記憶を甦らせてしまったのだけは少しばかり切ない。

 

 

いやでもね、でもね、カーチェイスと観覧車のシーンは大興奮、カーチェイスなんて「今!今!安室さんの!!助手席に乗ってるわ!!!!!」って腐女子と言うより夢女子に近い興奮を覚え、最終的にはもうなんか「私がRX7*1だ」と言い出しかねない一体感だった。

 

赤井と安室の両方が出るシーンでは、どちらかと言えば安室視点での衝撃効果があったように思う。観覧車でのセッガチンコ殴り合いとかね。

 

上映期間はハッキリ告知されているわけではないが、4月13日からは『ゼロの執行人』が上映されるため、プロモーションを兼ねていると考えると3月上旬には終了するところが殆どだろう。

 

管理人はあと3回ぐらいは観たい。

 

 

 

近場の映画館だったら通っていたんだが流石にちょっと遠いんだなぁ。

 

 

 

 

どちらかと言えば初見よりも、一度観てからのが発見が多そうな感じなので、個人的には予習をオススメしたい。

 

 

 

 

特典映像は「これは小さなお友達が観たらどう反応したらいい、特にお子さんを連れて来た親御さんは……」と思ったが、腐った大きなお友達の管理人にしてみれば最高でした。

*1:安室透の愛車。カラーは白。原作・アニメ本編では登場回の次の事件でほぼ大破した。

子どもが漫画家になりたいと言い出したら

管理人は漫画家の卵がたくさんいる環境=芸術大学で、四年間勉学に励んでいた。

そんな管理人の周辺は、さすがに芸大進学を決めた以上は家族からも(少なくとも在学中は)反対を受けていると思しき人はいなかった。

 

「漫画家になりたい!」と子どもが言い出した時、反対する親はそもそも芸大に進学させないのが大半だろう。
特殊な例としては、本人は漫画家になりたいのに親はピアニストになれと言って、結果的に子も親も芸大美大に進学する方向にいる、しかし専攻が違う……と言う事態だろうか。稀なことだと思うけれども。

 

小学校を卒業するくらいまでの間であれば、子どもが「漫画家になりたい!」と言っても「あらそうなの〜!頑張ってね」と応援する親もいるだろう。
だが、中学高校、そして大学へ進学する頃に「漫画家になりたい」と言うと、反対に回る親が多くなる。ましてや「就職しないで専業漫画家になる!」とまで言い出すと、必死で止めたくて止めたくて、進退窮まってネットの知恵袋に相談するのである。

 

かく言う管理人も、小学生を卒業する頃ぐらいまでは漫画家になるのが夢だった。

親も応援していたし、うちの親は子どもへの理解がありすぎるのか信頼しすぎているのか、夢そのものについて反対することはなかった。

だが今、漫画家になりたいと言う気持ちはない。中学ぐらいから、その気持ちはなくなっている。

どうして諦めたのかと言うと、小学生デビューができなかったからである。 

上手な夢のかなえかた 1 (講談社コミックスるんるん)
 
上手な夢のかなえかた 2 (講談社コミックスるんるん)
 

 

これが幼い頃の、管理人のバイブスだった。
『上手な夢のかなえかた』は、イラストが得意な主人公が初めて本格的に描いた漫画でデビューを果たし、様々な出来事を経て、「好きだから描いていけるのだ」と改めて自覚してプロとして生きていくと言う、まさにサクセスストーリーのハッピーエンド。

この主人公(表紙の女の子)の里瀬は、小学五年生
なんと11歳でデビューを果たし、最終回では小学生にしてキャリアで先輩になってしまうのである。

純真無垢な小学生だった管理人は、このサクセスストーリーをなぞって漫画家になりたかったのだ。だが、お察しの通り投稿一つできないまま小学校を卒業してしまった。

 

あまりに早過ぎた挫折(ですらないかも)だったが、本人はこれできっぱり諦めたのだ。

つまりタイムリミットがあったのである。
小学校を卒業するまでに、と言う無茶過ぎる制限時間を自ら課していた。もっともその後、小説を書く方にシフトしていくオチなのだが……。

 

 

漫画家になりたい!

子どもがそう訴え、何とか止めたい親は「じゃあ投稿してみな」とあえて突き放してみて欲しい。

そこで投稿するなら、その時点で見込みがあると思う。なにせ芸大で漫画家養成コースに行ったところで、投稿しない人はしないのだ。
管理人は小説を書いていたが、大学の必修講義の課題小説ですら提出したがらない学生もいたのだ。

それぐらい、実は創作する行為は面倒くさいのである。

 

面倒くさくても、描きたくて、描きたくて、描きたくてたまらない!
そういう子は、その時点で希有な才能を持っている。世の中、絵のうまい人ばかりじゃないかと言うが、ナンバー1にならなければ即転落人生!と言うわけでもない。

親が心配する気持ちは分かる。大企業に就職しなくても、官僚や医者にならなくとも、食べていく分に困らなければ……と、せめてもの気持ちがあるのは当然だ。

だが、実は漫画家も、食べていく方法はそれなりにある。ただ現状、普通に一般企業に入るよりかはハードルが高いのは否めない。だが、いきなり自分の与り知らないところの揉め事に巻き込まれて解雇されて次の就職先がないリスクだって、一般企業に勤めていれば確率的には発生しうることだ。

 

大事なのは職業ではなく、その職業を選ぶ上で「どうすれば生活に困らないか」と言う根本を教えることだ。つまりリスクヘッジの話である。

これはたとえ、安定した大企業に就職しても考える必要がある。景気は少しずつ回復していても、終身雇用制度の崩壊、年功序列による昇進から実力主義への転化、未だはびこる残業による過労問題にありえない転勤辞令、パワハラセクハラマタハラハラスメント乱舞……大企業に勤めても、定年まで安定なんて世界はもはや存在しない。

生き残る人間は、どんな職業に就いたとしても、リスクヘッジを念頭において行動する人間なのだろうと思う。つまり生活基盤を一つに頼らず、副業や不労所得、貯蓄、投資、保険、行政、運、とにかく様々な形でリスクを分散すること、何よりもそれをきちんと調べて勉強することだ。

調べもしないであーだこーだ言っても非生産的な親子喧嘩から脱却できない。

 

漫画一本で食えないなら、アルバイトをすればいいし、普通に就職して空き時間でスケジュールを調整しながら描くことも不可能ではない。やり方次第だ。

また出版社を通さなくとも、漫画を描く行為自体が好きであって、商業ベースに乗せる必要がないなら、同人誌で発表する手もある。
今はネットで無料公開も可能だし、安定して更新ができて、何人かの心の琴線に触れれば、拡散・共有されてヒットするチャンスもある。
実際、今はツイッターやpixivで趣味程度で描いていた創作漫画がバズって、ウェブから商業に進出する人も多い。このルートには兼業作家も多い。元々趣味でやっていて、本業が別にあることが多いからだ。

 

ともかく「漫画家になりたい!」と言い出した時点で、将来の不安から芽を摘むのはちょっとストップして欲しい。
特にまだ学生で、親として子どもを扶養していても生活していける範囲であるなら。

問題なのは「どうすればなれるか」を、子も親も考えずに水掛け論になることだ。

 

ただ漫画家に憧れているだけの子ども。
食べていけないと頭ごなしに反対する親。

 

そこに「職業:漫画家」の実態が存在していない。
言うなれば空想上の生き物について「存在している!」「いや存在していない!」と語り合っているに過ぎない。

 

子どもは、漫画家として食べていくことの意味を学ぶ必要がある。
親は、漫画家になっても食べていく方法を子と共に模索する必要がある。

 

なお、この漫画家と言うのは例の一つであり、サッカーなどのスポーツ選手、映画監督、(今人気の)ユーチューバーなどに置き換えることもできる。
職業として存在している以上、それで食べている人間はいるのだ。ただ、視野が狭いがために「漫画家一本で食べていかなくてはいけない」「でなければ転落人生だ」と子も親も思い込んでいると、不毛な言い争いしか起きない。

 

とにかく、行動する。

行動することでしか道は拓かないものだ。

にも関わらず、行動する前から反対する行為は先回りの過干渉であるし、行動せずになれると妄想しているだけなら本当に夢でしかない。

 

何と言うか、親も効率厨が増えたんだなぁ……と思うこともしばしば。

活字中毒の基準が分からない

活字中毒と書くと「パッケージの成分表を熟読する人」と言う印象がある。

本だけでは飽き足らず、とにかく文章を読まずにはいられない人だと、自分の中では定義している。ググったところ、これでだいたい合っているようだ。

だが単純に文章を読むのが好きでたまらない人なのだと思ったら、中毒症状の場合は好きを越えてしまい、もはやただの執着になっているようだ。
酒で例を出すと、酒好きであれば問題はない。しかしアルコール中毒に至ると、アルコールがなければいらいらして周囲に当たり散らして、感情のコントロールができなくなってしまう。
活字中毒も同じように、行き過ぎる場合は「文章が常に読める状態でなければ落ち着かず、不安になったり、苛立ちが止まらなかったり、優先順位を誤ってしまったりする」と、明らかに日常生活に支障をきたす状態を示す。

つまり、コントロールができている状態では中毒ではなく、全く以て正常な「好き」の範疇なのだ。
だが、読書好きにとって活字中毒は、一種のステータスになっているようだ。
活字中毒だから」と言う言葉は、気軽に使われている印象にある。アルコール中毒、ニコチン中毒となると深刻度が増すにも関わらず、一見して体に悪くない、むしろ頭の良さや知識量の多さの裏付けとなるため、活字中毒はむしろ肯定されるきらいがある。

 

今回は、ステータスとしての活字中毒として思っていることを書きたい。

 

管理人は活字中毒ではない。ハッキリと断言できる。
本を読んでいないと落ち着かないことはない。落ち着かない時は、寝ることが多い。眠れない場合、手元に本があれば読むこともあるが、ただぼーっとしてネタ出しをしたり、今日の晩ご飯に想いを馳せたりしている。

むしろ自覚症状がある間は、活字中毒ではないと思っている。本当に困っている人は、自分が活字中毒であることを認めたがらない。

活字中毒がステータスになる理由の一つは、まず「自分は世間一般の人よりもたくさん文字を読んでいて、それを止められない」と言う、自認を伴う相対評価だ。だが「私はたくさん読んでいます!」と声を大にして言いふらすのは品がない。だから少しばかりの自虐を織り交ぜて、活字中毒──あまり褒められたことではないが、私はそれで満足なんだと主張しているのが実態だろう。

だが、本当に中毒症状に困っている人は、そもそも他人と比べることがない。自称活字中毒者と、本当の活字中毒者は根本的に違う。後者は「文字がないと精神の均衡を崩す」のである。文字がなくなった瞬間に、攻撃的になる、不安で押しつぶされそうになる、パニック症状を起こす……重度のアルコール中毒やニコチン中毒と、全く同じ状態になる。

自称活字中毒者に、そこまでの状態に陥る人は何割存在するだろうか。いや、いるかもしれないのだが、意外とそこまで重篤な症状は出ないのではないだろうか。

ただ、基本的に文字情報は世間に多く溢れている。酒や煙草のように買いに行き自らの手で摂取する手間をかけずとも、ふと視線を移動させただけで標識や看板があり、スマホを持っていれば簡単に活字と触れ合える。

特に日本は古くから識字率の高い国である。義務教育を終えれば基本的な文章は読める前提で、文章による注意書きや案内はいたるところに存在している。本も安価で手に入る。文字がなくて死ぬ、と言う事態は、意図的に文字を排除した空間に飛び込まない限りはほぼ起きないだろう。

そのような環境にいてなお、中毒と言う強い言葉を安易に使うのは、本当に文章に慣れ親しんだ人間ならば、些か軽率であると思い至るもの、と管理人は考えている。

言葉の持つ強さも理解しなければ、読書家として「知識を得るためだけに読む」に過ぎない。それも悪いことではないが、文章の持つ様々な側面の一つを追っているだけであり、ましてや中毒だと自称するほど文章を読み込んでいるとは、傍目には映らない。

 

本当の読書家は、中毒などと自虐しない。

純粋に、読むことが好きであり、殊更それを「他の人よりも読んでいる」と主張しない。彼らは相対評価で満足せず、常に絶対評価で、満ち足りることを知らない。「読書をしている」とは言うが、他の人と「量」を比べるなどナンセンスなのだ。

本が溢れている世界──特にこの日本は、出版不況と言えども、電子書籍も合わせれば毎月どころか毎日多種多様な図書が販売される。街に行けば文字の洪水だ。スマホやパソコンがあれば、いつでも文字に触れられる。

文字が尽きない。それは、知らない世界は常に存在していることでもある。読書家は、世界を探求することに必死だ。他人にわざわざマウントを取る必要もないし、時間も足りない。それが結果として、他人からは「謙虚」に見えているだけだ。
「中毒だから」と自称活字中毒者が自己満足で発信する間に、彼らはきっと何ページも先に進んで新しい世界に触れている。

 

ちなみに管理人は、読書家の領域にすら到達していない。

iPhone6のバッテリーを3456円で交換をしてもらった話

 

iPhone6が動かなくなった時、管理人は

 

去年の暮れから管理人のiPhone6が、挙動不審になった。

充電されているはずなのだが、「充電が0です!」と電池容量が空になっている絵が表示されてしまう。バッテリーがどうもおかしくなっているようだ。

 

最初は直らずパニックに陥ったのだが、ふと解決方法を見つけた。

 

人肌程度に温めると直ったのである。

 

朝、起きてすぐ、ひんやりとしたiPhone6を素肌にくっつけて……温めてやる……

それはさながら、雪山で遭難した時に人肌を重ねることで寒さを凌ぐ本能的行為にも似ていた。

とりあえず温めてやると、おなじみりんごマークが表示されて、暫くするとロック画面になる。だがちょっとでも冷えるとまた電池マークになるので、常に皮膚にくっつけている必要がある。

 

めんどくさぁぁ……

 

素手で持つだけではダメだし、カイロをそっと置いてみてもダメだった。

腹肉や太腿に直接当てておかないと動かない。めちゃくちゃ困る。
引きこもり気味だから許される行為だが、コミュニケーションの鬼となって家に居着かない未来があるとするなら早々に直さないと危険だ。
人前で、女がいきなり腹を出してiPhone6を当て始めたら誰だって近寄りたくないだろう

私の引きこもり生活が終わらない可能性を危惧し、試行錯誤を重ねた結果、室温を心持ち高くしておくことで運が良ければ五分五分の確率で動くことを確認した。

やっぱり引きこもりじゃなければ使えない。これはまずい。

 

そんな折り、このようなニュースをツイッターで見かけた。

 

news.yahoo.co.jp

 

これによりバッテリー交換を希望されるiPhone6以降のユーザーの方は、2018年12月まで通常8,800円かかるバッテリー交換を3,200円(税別)で行えます。

 

えっっ!!!!???

やっす!!!
iPhoneと言うかアップル製品って、元々のお値段がバブリーだしオールインワンの宿命でちょっと見てもらうだけでもン万円が飛ぶもんだと思っていただけに、5000円以上も安く交換してくれるのである。しかも正規店でだ。

軽くディスった感がなきしにもあらずだが、管理人のパソコンはMacだ。

最初はiMacで、今はMacBookPro。

だが今、iMacはブートキャンプによってほぼWindows7と化している
まさに「コロシ…コロ…シテ」と、意識を何者かに乗っ取られてしまった悲劇のキャラみたいな状態になっている。ついでに有線USB繋ぎまくっているのでまさに魔王(=管理人)によって洗脳されている哀れな子羊状態だ。

 

ちなみにこのブログはMacBookProで書いている。

しかし管理人、未だかつてスタバでMacをカタカタ鳴らしたことがない。意識は常に低く保つ。そもそもスタバ滅多に行かない。

 

ともあれ、明らかに原因がバッテリーだと思われるため、こりゃー波に乗るしかねぇ!と、フットワークの軽さを見せつけることにした。

行くぜ、アップルストア!!!!!!

 

と、その前に。

 

 

 

アップルストアに予約を入れる

 

約5000円OFFのバッテリー交換だが、基本的に予約制だ。

これはアップルの公式サイトからお手軽にできる。
管理人でもできたのだから、キーボードに触った瞬間パソコンが爆発したレベルの機械音痴でもない限りは大丈夫だと思う。多分。

リンク先に飛ぶと「修理サービスを申し込む」ボタンがあるので、そこから飛んだページで「持ち込み修理」を選択。

なお近くに修理してくれる店がない場合は「配送修理」となる。

そこから最寄りの修理店を探す。
管理人は一番近い(が、結構遠い)アップルストアを選んだ。

ここにある分は多分正規の店だと思うのだが、ストア以外がすぐに対応してくれるのかは分からない。分からなかったので、ストアにした。

 

ただそれでも、バッテリー以外に問題があったり、バッテリーの在庫がなかったりすると待たされてしまうらしい。むむ、しかし行かないことには始まらない。

 

 

予約をしたらやっておくこと

 

言うまでもないが、バックアップは取っておこう

どうもググったところ、データが消えなかった人もいれば、消えるものだと思って行けと言う人ももちろん存在する。分からん。だが、掛けられる保険は掛けた方がいい。

Macユーザーなので、バックアップは簡単に取れた。
iTunesを使ったバックアップなのだが、詳しくはググってください

 

あと、忘れがちなのがiPhoneを探す」をオフにしておくこと

これの存在すっかり忘れていたので直前にオフにした。
設定>iCloudのところでできる。

これやっとかないと面倒らしいのだが、バックアップよりもサクッとできる。

 

 

 

いざ(やっと)アップルストア

 

結果から言うと、管理人のケースではバッテリー交換だけで済んだ

 

済んだと言うのは、スタッフさんとの会話で「バッテリー以外に原因がある場合は別料金です」と言われたからだ。
あの時はびっくりした。桁が一個違う金額を提示されたのである。
さすがアップルや……やっぱり金が飛ぶなぁ……。

しかしながら、どうもキャリア毎の保険に入っているならそっちで修理してもらった方が安くなるらしい。そういうことは教えてもらえた。が、保険に入っているか聞くにもすでにiPhone6を渡した後だったため、これも勉強料だと思って承諾した。

 

平日ながら賑わっていたストア内だが、予約していたためか、ほぼ定刻通りに案内してもらえた。予約なしの場合はどうなっていたか分からない。

担当者に呼ばれて症状を話してザッと調べてもらう。

やっぱりバッテリーが死んでいた。

もうね、バッテリー以外が原因かも?と雑談中に出てきたのだけど、間違いなく彼の命は風前の灯火どころか、寿命を乗り越えて戦ってくれていたわけだ。

他にもOSのバージョンだとかそういう問題はあったが、肝心のバッテリーがやばいことになっているのは確定だ。

 

ただ、この時点でも他に原因がないと言い切れないらしく、場合によっては別途修理費が発生することなどを説明される。了承した後、交換にはだいたい2時間半ほど待って欲しいと告げられる。

この待ち時間、律儀にストア内で待っている必要はない。外に出ても問題ない。終了する目安の時間を教えてくれるので、その後ぐらいに行けばいい。

 

はぁ、しかし別料金の可能性か…金額がアレだし、家族に電話で連絡しとこ……

 

 

 

待って。
いま、スマホ持ってないわ。

 

 

 

 

受け取りはビックリするぐらいスムーズ

 

家族へは必死でかけずり回って見つけた公衆電話で一報を入れ、本屋に行ったりお茶しながら原稿したりで時間を潰し、再度アップルストアへ。

どうやら早めに出来上がったらしく、すぐに担当者が引き渡してくれた。

ちなみに、結果を聞くまでドキドキだった。

果たして修理費はバッテリー交換の3200円(税抜)だけなのか、それとも一桁プラスか!?

手持ちが相当微妙だったのでカードでもいいのか修理前に真顔で聞いてしまったが、それは全く問題ないようだった。

 

結果、前述の通り、バッテリー交換だけで済んだ

3200円+税でしめて3456円。お、お、お、お……。

 

勝利!!!全面的勝利!!!!!

 

 

 

 

 

以上、ヤフーニュースで出ていた「iPhoneのバッテリー交換が3200円」は本当だった。

しかもその日中に終わった。2時間半の間に公衆電話の重要性を切々と感じたけれども、配送だと一週間かかる。それに比べればめちゃくちゃ早い。

引き渡しも、本当にスッと現物を渡されて軽く確かめた後は、料金を払って領収書を貰って「はいありがとうございました〜!」と送り出された。あまりにあっさりと帰されたので「何か大事なこと忘れていないだろうか」と少々不安に感じたレベルだ。

 

しかしながら、管理人の場合は本当にバッテリーだけが死んでいた状態だったがゆえに別料金が発生しなかっただけだ。
他に修理が必要な人はそれも同時に修理されるため、料金はかさむ。

さらに正規店での修理なので、過去に非正規店で修理をしていたり、修理できないぐらい破損していたりする場合などは受け付けてもらえないと考えた方がいい。

 

あとデータは、無事に残っていたらスーパーウルトララッキーなものと思って臨むように。
バックアップは必ず取ろう。

 

 

注意書き

 

 

※以上の体験はあくまで個人のものであり、全ての人に当てはまるものではありません。ご了承下さい※

 

 

大事なことなので注意書き入れといた。一意見としてご参考程度に。

 

2018.01.31 追記

交換から二日。バッテリーはすこぶる元気。
毎日充電しなくても問題ないレベルになった。ありがてぇ…!