クローズド腐女子が選んだ2018年度スケジュール帳
私の2018年のスケジュール帳(手帳)はこれである。
ちなみに今のところ、このブログにアフィリ的なものはない。
あくまで紹介である。私の懐には一銭も入らないはずだ。
もしも万が一そういうことを始めたら、改めて告知したい。
私は引きこもり気味のオタク女であるが、それなりに世間体を気にしている。
しかしそれは「職場で腐女子をオープンにしない」程度のものであり、過去の職場で一度も腐っていることを匂わせたことはない。感知されかけたことはあるが。
しかし、かと言って何もかもをクローズにすると、どこかで綻びが生じるものだ。
そのため「漫画やゲームが好きです!^^」とは言っている。
かつてバイトの面接を受けた時、好きな本はありますかと聞かれ、
「『進撃の巨人』です!!」と答えたことがある。
私が追いかけていた作品群の中で、進撃は一番無難なチョイスだと思っているが、実際に好きだし私の推しはジャン・キルシュタインだ。でも私が誰を推しているかなど他人はあまり興味がないようで、進撃が好きと答えると自動的に兵長推しと認定される。いや好きだけどね兵長も。
あ〜〜〜〜私もジャンのことジャンボ♡って呼んでウザがられてぇ〜〜〜〜。
それはさておき、進撃も好きだけどスケジュール帳は『名探偵コナン』である。
前述のバイトの面接を受けた頃、コナンはアニメを時々観ている程度だったのだ。
来年の劇場版『ゼロの執行人』は好きなキャラ(安室透)がメインで活躍するので、景気付けと言わんばかりに、普段はクローズドな私も今年はコナンのスケジュール帳を選択した。
なお、安室透についてはつい最近の記事でも(腐った観点で書いているが)語っているのでどうぞご参照のほどを。
さてスケジュール帳、すでにアマゾン・プライムで注文して一日足らずで手元に届いるのだが、内容は驚くほどシンプルだ。
まず、手帳のタイプで分類すると『マンスリータイプ』である。
1日1コマのブロックを1ヶ月分、見開きで印刷されている。よくあるイラストがない壁掛けカレンダーみたいな感じだ。予定を書き込む欄がそこそこあるので、使う人も多いのではないだろうか。
しかし一番の特徴は、各月ごとにコナンの登場人物のイラストが背景として描かれていることである。私のイチ推しの赤井秀一は9月だ。
だが商品紹介の画像でもあるように、表紙はいたってシンプル。江戸川少年のシルエットに、オシャレなフォントで『DETECTIVE CONAN』と書かれている程度のものだ。オシャレだ。シンプルでオシャレ。
一見しただけでは、臙脂っぽい赤になんかオシャンティな単語と絵が金色でプリントされているだけにしか見えない。
そう、見るからにアニメ!オタク!!な手帳には見えないのだ。
あと製本も凝っている。なんとハードカバー製本なのだ。
上製本とも言う。表紙が固いのだ。そんでもって閉じている側が凹んでいるやつだ。
もうこれだけでオシャレ。
それにこれ、使って分かったのだが、ページが開けやすい。
通常のハードカバーだと、真ん中のノドの部分が開きにくく、かなりグッと押さえ込んで開いておかないとすぐに閉じてしまう。他人から借りた本でそれをやると顰蹙ものである。
だがこのスケジュール帳は、開きっぱなしにできるように製本されている。現にこの記事を書いている横に、4月のページを見開きで放置している。ちなみに4月のイラストは安室透だ。そりゃそうだ、来年の劇場版の公開が4月13日だもの。
それでもまったく閉じる気配がない。これはなかなか得点が高い(?)。
だが私が何より気に入ったのは、余計な機能がついていないことである。
2017年12月始まりのため、13ヶ月分の見開きが終わった後にあるのは、単なるメモページである。
確かにキャラのイラストは控えめに印刷されているのだが、やれ延々と続くアドレスページだの、東京の路線図だの、郵便料金表だの度量衡換算表だの、使わない人間にとっては無用の長物も良いところなページは一切ない。
スマホで幾らでもググれる時代、あれこれと情報を網羅してしまうと、ただ重いだけになってしまう。少なくとも私はそんな重い手帳を持ち歩くのは苦手だ(筋力不足)。
それに必要な情報は自分で選んで、プリントしてその単なるメモページに貼っておけば充分なのだ。プリントすら面倒なら、そういうリフィルページが売っているので、それを切って貼ればいい。
私は関西在住のため、東京の路線図はいらない。郵便料金はここ数年ですぐ変動する印象なので数ヶ月前のを信用できなくなる。度量衡換算表は海外に行く予定もやりとりをする予定もないし(言い切るとなんだか寂しいものがある)、アドレスページに書ける人の数など知れたものだ(言い訳:人様の個人情報の扱いも注意が要るからね!)。
必要なら自分で書けばいい。シンプル・イズ・ベスト。
それでこの価格なのは版権料が含まれているだけの話なのだ。きっと多分。
と言う訳で、私の2018年のスケジュール帳はコナンなのである。
だが、私はそもそも1冊の手帳を使い切った記憶がないので、この買い物が安かったのか高かったのかは、今現時点では判断がつきかねる。
結論から言うと、表紙がシンプルなデザインだから、外でも気兼ねなく使える。
あとコナンも国民的作品として認知されているから、「手帳探してたら可愛かったの〜」で済むだろうし、パンピーの人とコナン談義をするきっかけにもなるだろう。
パンピーとまともに会話ができるかどうかは別として。