ごはんの種は蜜の味

二進も三進もいかないアラサーなオタク女の日々

一人暮らしのゆるい話、余談が本編みたいなもの。

管理人は二年程、一人暮らしをしていた。
大学時代は実家通いだったため、社会に出てからである。
地元にくらべてずっと都会での生活だった。

 

一人暮らしで楽しかったのは、深夜にコンビニへ歩いて行くことだった。
ひそやかな憧れだった。
と言うのも、地元は歩いて行ける距離にコンビニがないからだ

深夜と言うのも良い。確かに危険と隣り合わせではあるが、ふらっと買いに出かけてすぐ帰ることができる距離にコンビニがある。

ちょっとしたことだが、こうした何気ないことさえも非日常だったのだ。

 

もちろん、深夜の出歩きを推奨する話ではない。
田舎の実家にいる時と違うことをするのが楽しかった。それだけだ。

 

大変だったのは、精神的に疲労が蓄積した時、実家にいた頃のような食事がとれなくなったことだ。とにかく料理どころか買い物すらできない。

しかし今は便利な時代で。前述のコンビニもあれば、ネットスーパーもある。

意外とその辺はどうにでもなる。が、金がかかるのがデメリット。

 

 

余談。

元々自分の領域にあまり他人をいれたがらない人間なため、友人を呼んでどんちゃんは苦手だった。独りだから寂しいとも思わない。ので、殆ど呼んでいない。友人と店に飲みに行ったり、泊まりがけの旅行なら問題ないのだが。

正直言って、一人暮らしの友人の家に押し掛けるのはオススメしない。むしろやめてくれ。友人側が来てくれと言わない限りは。誘わないには相応の理由があり、それは決して貴方に対して含むところがあるからではなく、純粋に自分の領域を大事にしているだけのことなのだ。

 

一人暮らしをする人へ。
貴方が人を呼ぶのが苦手なら、それでいいのだ。そういうものだ。

 

一人暮らしの友人宅へ押し掛ける層の人へ。
家に呼んでくれない、誘われないからと言って不機嫌になってはいけない。貴方に対してではなく、そもそも人を呼ぶのが苦手な人間もいるのであり、それが許容できないなら相手にお付き合い自体を考え直される覚悟を持とう。