iPhone6のバッテリーを3456円で交換をしてもらった話
iPhone6が動かなくなった時、管理人は
去年の暮れから管理人のiPhone6が、挙動不審になった。
充電されているはずなのだが、「充電が0です!」と電池容量が空になっている絵が表示されてしまう。バッテリーがどうもおかしくなっているようだ。
最初は直らずパニックに陥ったのだが、ふと解決方法を見つけた。
人肌程度に温めると直ったのである。
朝、起きてすぐ、ひんやりとしたiPhone6を素肌にくっつけて……温めてやる……
それはさながら、雪山で遭難した時に人肌を重ねることで寒さを凌ぐ本能的行為にも似ていた。
とりあえず温めてやると、おなじみりんごマークが表示されて、暫くするとロック画面になる。だがちょっとでも冷えるとまた電池マークになるので、常に皮膚にくっつけている必要がある。
めんどくさぁぁ……
素手で持つだけではダメだし、カイロをそっと置いてみてもダメだった。
腹肉や太腿に直接当てておかないと動かない。めちゃくちゃ困る。
引きこもり気味だから許される行為だが、コミュニケーションの鬼となって家に居着かない未来があるとするなら早々に直さないと危険だ。
人前で、女がいきなり腹を出してiPhone6を当て始めたら誰だって近寄りたくないだろう。
私の引きこもり生活が終わらない可能性を危惧し、試行錯誤を重ねた結果、室温を心持ち高くしておくことで運が良ければ五分五分の確率で動くことを確認した。
やっぱり引きこもりじゃなければ使えない。これはまずい。
そんな折り、このようなニュースをツイッターで見かけた。
これによりバッテリー交換を希望されるiPhone6以降のユーザーの方は、2018年12月まで通常8,800円かかるバッテリー交換を3,200円(税別)で行えます。
えっっ!!!!???
やっす!!!
iPhoneと言うかアップル製品って、元々のお値段がバブリーだしオールインワンの宿命でちょっと見てもらうだけでもン万円が飛ぶもんだと思っていただけに、5000円以上も安く交換してくれるのである。しかも正規店でだ。
軽くディスった感がなきしにもあらずだが、管理人のパソコンはMacだ。
最初はiMacで、今はMacBookPro。
だが今、iMacはブートキャンプによってほぼWindows7と化している。
まさに「コロシ…コロ…シテ」と、意識を何者かに乗っ取られてしまった悲劇のキャラみたいな状態になっている。ついでに有線USB繋ぎまくっているのでまさに魔王(=管理人)によって洗脳されている哀れな子羊状態だ。
ちなみにこのブログはMacBookProで書いている。
しかし管理人、未だかつてスタバでMacをカタカタ鳴らしたことがない。意識は常に低く保つ。そもそもスタバ滅多に行かない。
ともあれ、明らかに原因がバッテリーだと思われるため、こりゃー波に乗るしかねぇ!と、フットワークの軽さを見せつけることにした。
行くぜ、アップルストア!!!!!!
と、その前に。
アップルストアに予約を入れる
約5000円OFFのバッテリー交換だが、基本的に予約制だ。
これはアップルの公式サイトからお手軽にできる。
管理人でもできたのだから、キーボードに触った瞬間パソコンが爆発したレベルの機械音痴でもない限りは大丈夫だと思う。多分。
リンク先に飛ぶと「修理サービスを申し込む」ボタンがあるので、そこから飛んだページで「持ち込み修理」を選択。
なお近くに修理してくれる店がない場合は「配送修理」となる。
そこから最寄りの修理店を探す。
管理人は一番近い(が、結構遠い)アップルストアを選んだ。
ここにある分は多分正規の店だと思うのだが、ストア以外がすぐに対応してくれるのかは分からない。分からなかったので、ストアにした。
ただそれでも、バッテリー以外に問題があったり、バッテリーの在庫がなかったりすると待たされてしまうらしい。むむ、しかし行かないことには始まらない。
予約をしたらやっておくこと
言うまでもないが、バックアップは取っておこう。
どうもググったところ、データが消えなかった人もいれば、消えるものだと思って行けと言う人ももちろん存在する。分からん。だが、掛けられる保険は掛けた方がいい。
Macユーザーなので、バックアップは簡単に取れた。
iTunesを使ったバックアップなのだが、詳しくはググってください。
あと、忘れがちなのが「iPhoneを探す」をオフにしておくこと。
これの存在すっかり忘れていたので直前にオフにした。
設定>iCloudのところでできる。
これやっとかないと面倒らしいのだが、バックアップよりもサクッとできる。
いざ(やっと)アップルストアへ
結果から言うと、管理人のケースではバッテリー交換だけで済んだ。
済んだと言うのは、スタッフさんとの会話で「バッテリー以外に原因がある場合は別料金です」と言われたからだ。
あの時はびっくりした。桁が一個違う金額を提示されたのである。
さすがアップルや……やっぱり金が飛ぶなぁ……。
しかしながら、どうもキャリア毎の保険に入っているならそっちで修理してもらった方が安くなるらしい。そういうことは教えてもらえた。が、保険に入っているか聞くにもすでにiPhone6を渡した後だったため、これも勉強料だと思って承諾した。
平日ながら賑わっていたストア内だが、予約していたためか、ほぼ定刻通りに案内してもらえた。予約なしの場合はどうなっていたか分からない。
担当者に呼ばれて症状を話してザッと調べてもらう。
やっぱりバッテリーが死んでいた。
もうね、バッテリー以外が原因かも?と雑談中に出てきたのだけど、間違いなく彼の命は風前の灯火どころか、寿命を乗り越えて戦ってくれていたわけだ。
他にもOSのバージョンだとかそういう問題はあったが、肝心のバッテリーがやばいことになっているのは確定だ。
ただ、この時点でも他に原因がないと言い切れないらしく、場合によっては別途修理費が発生することなどを説明される。了承した後、交換にはだいたい2時間半ほど待って欲しいと告げられる。
この待ち時間、律儀にストア内で待っている必要はない。外に出ても問題ない。終了する目安の時間を教えてくれるので、その後ぐらいに行けばいい。
はぁ、しかし別料金の可能性か…金額がアレだし、家族に電話で連絡しとこ……
待って。
いま、スマホ持ってないわ。
受け取りはビックリするぐらいスムーズ
家族へは必死でかけずり回って見つけた公衆電話で一報を入れ、本屋に行ったりお茶しながら原稿したりで時間を潰し、再度アップルストアへ。
どうやら早めに出来上がったらしく、すぐに担当者が引き渡してくれた。
ちなみに、結果を聞くまでドキドキだった。
果たして修理費はバッテリー交換の3200円(税抜)だけなのか、それとも一桁プラスか!?
手持ちが相当微妙だったのでカードでもいいのか修理前に真顔で聞いてしまったが、それは全く問題ないようだった。
結果、前述の通り、バッテリー交換だけで済んだ。
3200円+税でしめて3456円。お、お、お、お……。
勝利!!!全面的勝利!!!!!
以上、ヤフーニュースで出ていた「iPhoneのバッテリー交換が3200円」は本当だった。
しかもその日中に終わった。2時間半の間に公衆電話の重要性を切々と感じたけれども、配送だと一週間かかる。それに比べればめちゃくちゃ早い。
引き渡しも、本当にスッと現物を渡されて軽く確かめた後は、料金を払って領収書を貰って「はいありがとうございました〜!」と送り出された。あまりにあっさりと帰されたので「何か大事なこと忘れていないだろうか」と少々不安に感じたレベルだ。
しかしながら、管理人の場合は本当にバッテリーだけが死んでいた状態だったがゆえに別料金が発生しなかっただけだ。
他に修理が必要な人はそれも同時に修理されるため、料金はかさむ。
さらに正規店での修理なので、過去に非正規店で修理をしていたり、修理できないぐらい破損していたりする場合などは受け付けてもらえないと考えた方がいい。
あとデータは、無事に残っていたらスーパーウルトララッキーなものと思って臨むように。
バックアップは必ず取ろう。
注意書き
※以上の体験はあくまで個人のものであり、全ての人に当てはまるものではありません。ご了承下さい※
大事なことなので注意書き入れといた。一意見としてご参考程度に。
2018.01.31 追記
交換から二日。バッテリーはすこぶる元気。
毎日充電しなくても問題ないレベルになった。ありがてぇ…!